【北京】路地にたたずむバーの名は「Zamami」オーナーは優しいミュージシャン!

2019.10.30

北京で見つけた沖縄バー。オーナーは座間味島の美しい海や、都会の喧騒から離れて心安らげる雰囲気に魅了され「Zamami」というバーを作りました。

北京の路地裏に突如登場した「座間味」

One Okinawaは、北京に来ています。

北京中心部の、バーが立ち並ぶ路地を歩いていると、

Zamami!!!!

しかもひらがなで「おきなわ」って書いています。
さらに下の方には、オリオンビールのロゴや「琉球泡盛」の文字まで。

中国の首都・北京で、沖縄の離島・座間味!!

これは沖縄人としては血が騒ぐ。潜入してきました!

オリオンビールで乾杯in北京

ビジネスマン的な人からバンドマン風なお兄さんまで、さまざまな客層でにぎわっています。
壁にメニューを発見しました。

ポークたまごの中国語訳を、さらに日本語に直訳すると「沖縄の肉と玉子の焼いたもの」となります。

実はこのお店を紹介してくれたのは、沖縄県北京事務所の町田所長でした。オリオンビールで乾杯!

ビールを注ぐコップが小さめなのも中国的ではあります。

店内BGMでは突然ハイサイおじさんが流れ出すなど、沖縄感満載でお届けしています。

沖縄ローカルCMの無限ループ!

引き続き「Zamami」でお酒を楽しんでいると、聞き馴染みのあるメロディーが。

「ここは沖縄、みんなでユーニオン♪」

ユニオン!!!ユニオンですから!!!!

TVモニターでは、沖縄のローカルCMがループ再生されていました。
すごいんですよ。オンパレードで紹介します。

久米島の久米仙
引越しの沖縄配送
スペースチャイナ外語学院
上間不動産

なんでこんなに沖縄のCMがあるんでしょう。

オーナーの胡超さん(32)いわく「ネットで集めてきた」そう。すごい執念ですね。

音楽がつなげたオーナーと沖縄

胡超さんは、ロック兄ちゃんです。自身もHualun (花伦) という5人組バンドのギタリスト。大きなフェスに出演するほど有名バンドです。映画の音楽も手がけているそう。日本でもYouTubeSpotifyGoogle Play Musicで聴くことができます。

北京・ZAMAMI

中国的な音色とアンビエント(環境音楽)的な要素を中心とした落ち着いた構成に、テクノサウンドやバンドサウンドも織り込んだ、かなり独自のインストゥルメンタル音楽を追求しています。この土地とこの時代に生まれた音楽、といった感じです。(個人的には夜寝る前に電気を全部暗くして聴くのが一番オススメの聴き方です)

2017年の新年の時期、胡超さんは初めて座間味島に行きました。これまで本島には2度訪れたことがあったといいます。
もともと大学生の時から沖縄の音楽が好きだったんですよね。調べていろいろ聴いていて。夏川りみさんの涙そうそうが一番好きですね。歌えるくらい好きです」

胡超さんと沖縄をつなげたきっかけとして、音楽が重要な役割を果たしました。

「那覇の居酒屋に行った時に、そこにあったギターをマスターが弾いて、それでみんなで一緒に歌って。本当に忘れられない時間でした」

なぜ、沖縄バーをオープン?

2018年夏、満を持してこのZamamiをオープンさせました。
「まだ友だちぐらいしか来ないですよ」と謙遜しますが、ここ北京でも「沖縄バー」として各種泡盛とオリオンビールを提供しているお店です。

きっかけは、何だったのでしょう?

座間味に遊びに行った時、とっても海がキレイでした。もともと海が好きで。静かでいいなーと思いました」

胡超さんの生まれは武漢、住むのは北京。両方とも大都市です。そんな胡超さんにとって、座間味の海は今後の人生に大きく影響した景色でした。

それまではIT系の企業で働いていました。しかし「30歳を機に、バーを開こう」と決意。あの時の座間味島の景色、雰囲気の記憶と、バー開店が結びつきました。

店内にはたくさんの種類の泡盛があります。
残波久米仙首里天。日本酒や焼酎も置いています。

「僕は久米仙が一番好きですね。なんか『沖縄っぽい』と思う」

みなさんも北京にお立ち寄りの際は是非、ZamamiでユニオンのCMを眺めながら泡盛を飲んで、涙そうそう談義をする、というのも新鮮なのではないでしょうか!

Zamami
住所:和平街15区10号楼
営業時間:19時~
休日:月曜日
日本語OKです!

(文・長濱良起/One Okinawa)