シャリ・タマシロ

【ハワイ】 広め続けて10年以上「シーサーポーズムーヴメント!」 シャリ・タマシロさん

2019.10.30

みなさんは写真に写る時、どうしていますか?ピースサイン?満面の笑顔でしょうか、キリっとした表情でしょうか?
ハワイに住む糸満3世のシャリ・タマシロさん「シーサーポーズ」を生み出し、かれこれ10年以上は広め続けています。「ウチナーンチュならシーサーポーズ」を合言葉にしたシャリさんがつむぐムーヴメント。想いを聞きました。

きっかけは「沖縄のポーズがない!」

-そもそも、シーサーポーズって何ですか?
爪立てて、シーサーの顔まねをします。ウチナーンチュ(沖縄人)として、みんなで心一つにしてできるポーズがあればと思ったんです」

ダイアモンド・ヘッドのふもとであまりにもワイルドなシーサーポーズを取るシャリさん

-これまたなぜシーサーポーズを!?
「写真に写る時、日本の人はピースサインするでしょ?ハワイだったらシャカポーズ(親指と小指を立てたハワイのポーズ)があるのよ。日本っぽいものはある、ハワイのものもある。だけど沖縄のものがない!だったら、沖縄の人だってシーサーポーズができるはずだよなーって」

シーサーポーズは特に決まった様式はありません。いろんなスタイルを作ってもいいのです。この寛容性!この包容力!

青空高く腕を突き上げる元気スタイル
カワイイスタイルも

バリエーションは無限大です!作れば作っただけあります。

「写真撮るとき、鳴き声出しながら撮るのも楽しいよ」(シャリさん)

10年以上の豊富な実績!あの大物も巻き込んだ!

-シャリさん、このシーサーポーズ、いつからやってるんですか?
「10年かな!」

-10年!?
「写真撮りためているんだけど、この前見てみたら10年前のものもあったから、それぐらいは経っているはず」

-だいぶ長寿企画じゃないですか!結構たくさんいろんな人とシーサーポーズで撮ったんじゃないですか?
「そうだね。写真撮る時は毎回やっているからね。呼びかけもしているし。沖縄の人がいたらいつも一緒にやってもらっているよ」

-例えばどんな人が一緒にやってくれたんですか?
ハワイ州知事とか」

-知事っ!?
「いろんな人と撮ったよ。知事でしょ、群長(市町村長的な立場)、KAZUFUMI MIYAZAWA」

-宮沢和史さん!ビッグネーム!
「あとはBEGINとかガレッジセールとかもね」

-…スゴイですね。

ハワイのみなさんと。右端はハワイ州イゲ知事
ホノルル市長も巻き込んで

シーサーポーズの進化版「シーサーバトル」

-いいですね、シーサーポーズ。帰ったら僕も広めます。
「シーサーポーズしながら鳴き声出してたら、たまにノリで闘いが始まることがあるんですよ」

-なんですかそれ笑
「その名も『シーサーバトル』

-カッコいいですね!
シーサーのマネしながら、グルグルするだけなんだけどさ!でもめちゃくちゃ楽しいよ!前回の世界のウチナーンチュ大会(2016年)に参加した時、たまたま国際通りでハワイの知り合いと会って、国際通りのど真ん中でぐるぐるしてて最高に楽しかった!」

-話聞いてるだけでも楽しそうですね笑
やる?

-…やります??

実戦・シーサーバトル2連戦

負けられない闘いに挑むことになりました。
初めてのシーサーバトルにも関わらず、相手はこの競技の創始者です。
ボクシング初心者が、全盛期のマイク・タイソンと闘うようなものです。

ルールは特にありません。ただただシーサーのマネをしながらじゃれて、心が折れた者から倒れていくという実にシビアな競技です。

それでも勝たせて頂きます。

適切な間合いを取りながら打ち合うも、
ダメなものはダメでした。

場所を変えて二回戦へ。茂みの中へと移ります。

結果やいかに。詳しくは動画で!


一つ、気付いたことがありました。シーサーポーズもシーサーバトルも、やってる人は全員笑ってるんです。どれもこれも、素敵な写真です。

シャリさん「やっぱり、ウチナーンチュというのはハワイで生まれ育った私にとっても特別なアイデンティティだと思うんだよね。ただ立って笑って写真撮ってもそれはそれでいいんだけど、物足りないさ?だから、シーサーポーズをしているんですよ!」

(文・長濱良起/One Okinawa)